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2022/02/14
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食べ物が飲み込みにくく、飲み物がむせやすくなったら

食べること飲み込むことが上手く出来ない状態(嚥下障害)、原因は様々で新生児から高齢者まであらゆる年齢層にみられます。

 

今回は加齢による筋力低下によって起こる嚥下障害についてお伝えします。

 

加齢と共に口まわりの筋肉(舌筋、口輪筋、頬筋、舌骨上筋群、咽頭収縮筋など)の筋力が低下すると嚥下障害が生じやすくなります。

 

典型的な症状としては、以下のようなものがあります。

・食べにくい食物が増える

・一度に飲み込める量が減る

・飲み込みに時間がかかる

・口の中や喉に飲食物が残る

・飲み物でむせやすい


 

~口まわりの筋力低下に対応した訓練をして、安心して口から美味しく食べることが出来るようにしましょう。~

 


★訓練の方法★

 

☆舌筋

①口をできるだけ大きく開けて、舌を木べらで上から押す

②木べらに逆らって舌で押し返しながら10秒数える

 

①舌で頬を内側から右に押してゆっくり10秒ずつ数える。左も同様に。左右45回行う

 

☆口輪筋・頬筋

2.5㎝のボタンに1520㎝の紐を通して結んだ物を用事する

①奥歯を咬み合わせ上下の唇でボタンを挟む(前歯でボタン、紐を咬まない)

②紐を強く引っ張り、ボタンを唇だけで押さえてゆっくり10秒数える

 

☆舌骨上筋群

①横たわり頭を1分間持ち上げて、1分間休む(息は止めない)3回繰り返す

②頭を持ち上げすぐ下ろす動作を30回行う

①②を1日に3回する

 

☆咽頭収縮筋

①舌を前に出し、上下前歯で軽く挟んだまま空嚥下する

②①を10回繰り返し、舌を前に出す量を

徐々に増やす

 

筋肉の低下は歯の本数、合わない入れ歯なども影響してきます。

定期的な検診なども受けお口の中の環境も整えていきましょう。















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