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2022/08/01
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「歯みがき粉どれがいいの?」って思ったことありませんか?

『歯みがき粉いっぱいありすぎてどれを買ったらいいかわからない!!』


最近よく患者様からそのように聞かれることがあります。


 

歯みがき粉を買う目安としては、


今自分が何を求めてるのかを考えて、


歯みがき粉の中の成分を知りましょう。

 




まず、歯みがき粉は大きく分けて2種類あります。


『化粧品』『医薬部外品』です。


何が違うかというと、入っている成分が違います。

基本的な成分が、

発泡剤・研磨剤・香味剤・潤滑剤のみで出来ている歯みがき粉が『化粧品』

これに加えて薬用成分が配合されたものを『医薬部外品』といいます。

 

『医薬部外品』には虫歯予防、歯周病予防などに効く成分が含まれています。

現在ではほとんどが『医薬部外品』になります。


 <基本成分>

発泡剤 → 泡立たせて、口内に拡散させる

研磨剤 → 歯の表面の汚れを落とす。着色防止

香味剤 → 爽快感、香りつけ

潤滑剤 → 歯みがき粉に適切な湿り気を与えて凝固、分解を防ぐ

 

<薬用成分>

虫歯予防  → フッ化ナトリウム、モノフルオロ、リン酸ナトリウムなど

歯周病予防 → トラネキサム酸、塩化クロルへキシジン、塩化ナトリウムなど

歯肉炎予防 → 塩化ベンザルコニウムなど

知覚過敏抑制剤薬用 → 硝酸カリウム、乳酸カリウムなど

プラークの分解 → デキストラナーゼ(酵素)などが入っています。

参考に。

 

<歯みがき粉を使う目的・効果>

虫歯の発生、進行を防ぐ、知覚過敏、着色、口臭、歯周病を防ぐ、ホワイトニング などがあげられます。


 

今、自分はどれが一番気になるか、優先したいか、どうなりたいかを考えて下さい。


 

・虫歯が気になる方はフッ素濃度が非常に重要になります。

 フッ素は歯面を強化してくれるので、虫歯になりづらいです。

 1000ppm以上のフッ素濃度が入ってる歯みがき粉を選んでください。


・歯周病が気になる方は、歯周病予防成分が入っている歯みがき粉。


・電動歯ブラシを使用している方は、できれば研磨剤が入ってない歯みがき粉をおすすめします。

 飛び散り、歯の研磨、歯肉に傷ができやす可能性があるからです。


研磨剤が入っていないと着色しやすくなることもあります。

最近ではジェル状の歯みがき粉も色々発売されています。

自分に合った歯みがき粉を探すのも楽しいかもしれませんね。

 

ただし、歯みがき粉はあくまで補助道具の一つなので、ブラッシングをしっかりしましょう!!

ブラッシング + 歯みがき粉でさらに虫歯予防、歯周病予防の効果を高めましょう。

 

ブラッシングに自信がない方はぜひご相談ください。

一緒にお口の健康を守りましょう!


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