歯ブラシのみの歯磨きでは、プラーク(歯垢)は約60.2%しか取れませんが、歯間ブラシを使うことで、約84.6%もプラークを取ることができます。
プラークという汚れを取ることによって、口臭や歯周病、虫歯などを防ぐことにつながります。
今回は、歯間ブラシの種類と使い方についてお話しをしようと思います。
歯間ブラシの種類、一般的な形はブラシの所に針金が付いているものです。汚れは落としやすいのですが、歯と歯の隙間に無理に入れようとしたり、強い力で使うことによって。歯ぐきを傷つける可能性があります。
他に、ブラシがゴム製で出来ているものもあります。先がゴムなので、歯ぐきを傷つけにくいので歯間ブラシを初めて使う方には安心で使いやすいのですが、針金が付いているブラシに比べて汚れが少し取れにくくなっています。
次は、持つ部分の形についてです。
真っ直ぐになっているもの(I字型)は、前歯にはとても使いやすいのですが、奥歯には少し使いにくくなります。
曲がっている、一般的によく売られている形(L字型)は、前歯、奥歯ともに使いやすいタイプになります。
ブラシのサイズは、小さい方から4S〜LLなどといったサイズがあり、自分に合ったサイズを使うことが大切です。
サイズは、販売しているメーカーが変わると、例えば同じSであっても大きさは異なります。
〜基本的は使い方〜
①鏡をみて使う
②挿入しにくいところには無理に入れない
③挿入したら、ブラシが歯に沿うように前後に20回くらいしっかり動かす。
④使用後は、水洗いし自然乾燥させておく
歯間ブラシでの清掃は、出来れば毎食後するのがベストですが、大変であれば1日1回就寝前に行うことを心がけてください。
どのサイズを使えばいいかわからない方は、スタッフまでお気軽にご相談下さい。