11月8日は『いい歯の日』です。

いい歯の日は、1993年に『8020運動』の一環として、日本歯科医師会が語呂合わせで、11 (いい)、8(歯)と読み替え設定しました。

8020運動というのは

『80歳になっても自分の健康な歯を20本残そう』

というもので、

『いつまでも美味しく、そして楽しく食事を取るために口の中の健康を保って欲しい』

という願いを込めて、歯科医師会と厚生労働省が共に推進している運動です。

ところで『いい歯』とはどのような歯なのでしょうか？

日本口腔保険学会によると、いい歯とは『QOLを高めてくれる歯』とされています。

QOLとはQuality of life（人生の質、生活の質、生命の質）の略で、何でも美味しく食べれること（＝よく噛めること）はQOLの向上に繋がるとされています。

8020運動の20は、何でも美味しく食べれるために最低限必要な歯数であり、20本を下回ると硬い食品が噛めなくなる傾向にあります。

もし8020を達成できなくても、入れ歯やインプラントなどでしっかりと噛むことができればQOLを保つことはできます。

8020運動は、生まれる前(胎児期)から始まっています。