ストレスが長期化すると、身体に様々な影響が現れるように、口腔内にも影響を与えます。
具体的には、ストレスが原因で口腔内の免疫力が低下するため、細菌やウイルスなどの病原体に感染しやすくなります。
また、ストレスが原因で唾液の分泌量が減少し、口内の乾燥が進むと口腔内の清掃や殺菌作用が低下します。
唾液の量が減ることで口腔内の細菌の繁殖が進み、歯周病や虫歯のリスクが想定されます。
さらに、ストレスが原因で噛み合わせが変わり顎関節症になることもあります。
この場合、歯ぎしりや食いしばりにより顎関節に負荷がかかり、顎関節の周囲の筋肉が緊張してしまうことが原因です。
ストレスを感じた場合は、リラックスするための運動やマッサージ、音楽鑑賞、入浴などを行うことが有効です。
習慣的に口腔ケアを行うことで、口腔内の清潔を保ち病原菌の繁殖を抑えることができます。
定期的な歯科医院でのチェックやクリーニングも、ストレスによる口腔内トラブルを予防するために役立ちます。
「最近歯医者に行ってないな」と思われた方は、検診の予約をしてみましょう。