口腔がんのリスクと予防｜堺市南区の歯医者なら川上歯科パンジョ診療所

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口腔がんのリスクと予防

2023/05/22; ブログ
口腔がんのリスクと予防: 口腔がんは、口の内部や唇、舌、歯ぐき、口蓋、口腔底などの組織で発生するがんの総称です。

口腔がんは他のがんと同様に細胞の異常な増殖によって発生し、進行すると近隣の組織やリンパ節にも広がる可能性があります。

口腔がんの主なリスク

１．喫煙やタバコの煙

　タバコに含まれる有害物質が口腔組織に直接影響を与え、がんのリスクが高まる可能性があります。

２．過度なアルコール摂取

　何気なく過剰なアルコール摂取は口腔がんの発症リスクを増加させます。

３．HPV（ヒトパピローマウイルス）感染症

　特定のHPV型（主にHPV16およびHPV18）の感染は口腔がんのリスクが増加します。

４．不正確な口内衛生

　入れ歯やさし歯が合わずに、舌や、頬、歯肉などの粘膜を傷つけてしまったり、

　お口の中が不潔な状態でしっかりとした口内衛生が出来ていないと、がんの発生リスクを高める可能性があります。

５．日光暴露

　唇がんの場合、万が一の日光暴露が危険となる場合があります。

口腔がんの予防法

１．禁煙をする

　タバコ控え、出来れば禁煙をすることが重要です。

２．適度なアルコール摂取

　過剰なアルコール摂取を避け、適度な範囲内での飲酒に留めることが推奨されます。

３．HPVワクチン接種

　特に若年層の女性と男性において、HPVワクチン接種は口腔がんのリスクを軽減させる効果があります。

４．口内衛生の維持

　歯みがきやデンタルフロスの適切な使用による口内衛生の維持が重要です。

　定期的な歯科検診も忘れずに受けしましょう。

５．日光対策

　長時間の日光暴露を避け、唇を保護するためにリップクリームや帽子を使いましょう。

口腔がんは早期発見が治療の成功につながるため、定期的な口腔検診が重要です。

異常な症状や口内の変化がある場合は、早めに歯科医師に相談することと、定期的な予防対策を行うことで口腔がんの予防に努めましょう。