8020運動って？｜堺市南区の歯医者なら川上歯科パンジョ診療所

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8020運動って？

2023/06/03; ブログ
8020運動って？: 8020運動は、歯科衛生士の小山内進さんが提唱した、歯の健康を維持するための考え方です。

この運動は、日本の歯科医療において大きな影響を与えた歴史があります。

1980年代、日本の歯科医療では虫歯治療に重点が置かれ、予防についてはあまり注目されていませんでした。

しかし、小山内さんは虫歯予防の重要性を訴え、虫歯を予防するための具体的な方法を提案しました。

これが「8020運動」として広く知られるようになりました。

8020運動の目標は、「80歳までに自分の歯を20本以上残す」というものです。

これは、高齢になっても自分の歯を保つことができる健康な口腔状態を目指すことを意味しています。

8020運動は、予防的な歯科医療を推進し、虫歯や歯周病の発生を最小限に抑えることを目指しています。

現在では、8020運動は日本の歯科医療の基本理念の一つとして位置づけられています。

歯科医師や歯科衛生士は、予防歯科の重要性を啓発し、患者さんに口腔ケアの重要性を伝える役割を果たしています。

また、市民や患者さん自身も、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアを行うことで、自分自身の口腔健康を守る意識を持つようになりました。

8020運動は、虫歯や歯周病の予防だけでなく、健康な咬合や美しい笑顔の維持にも関わっています。

予防の重要性を広く認識し、予防に力を入れた歯科医療が進化してきました。

今後も、8020運動の精神を受け継ぎながら、さらなる口腔健康の向上と予防歯科の発展が目指されていくでしょう。

この機会に歯科検診の受診を！