親知らずが虫歯になると大変ですよね。私の友達の中にも『親知らずなんか生えてこなければいいのに！』という人がたくさんいます。

確かに虫歯になりやすいし、親知らずは頭痛や肩こり、その他の体調の不調など、色々なトラブルの原因になるから面倒な歯ではあるわね。

親知らずに対して、一般的に、あまり良いイメージを持っている人は多くないようですね。
どちらかというと役に立たない邪魔な歯という風に考えられていることが多いような気がします。
でも、本当はそんなことはないですよね。歯牙移植に使用することもできますしね。
ある意味、すごい力を秘めた歯なのかも！？

歯牙移植について興味がある人も多いですよね？というわけで、まず、どんな治療法なのか説明して頂けますか？

簡単に言うと、抜けてしまった奥歯のところに歯を移植する方法ということになりますね。

歯牙移植で使用できるのは、通常、親知らずになりますね。

そうですね。基本的には8番の歯、すなわち、親知らずが必要になります。
それと、親知らずが健康な状態であるということも歯牙移植に使用するための前提のひとつです。

将来的に可能であれば、ぜひ親知らずを使用したいという方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
というわけで、患者さんにとって次に気になるのは保険が適用になるかどうかということではないかと思うのですが…。

歯牙移植は保険が適用になるね。ただ、そのためには条件があるんだ。
つまり、歯を抜いたら、その日のうちに親知らずを移植するということだね。