スポーツと歯の関係〜虫歯が多いと成績が悪い!
虫歯は口の中の問題だけではなく、あらゆる能力を妨げる可能性があります。
医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシンBritish Journal of Sports Medicine」の報告によると、虫歯など口腔内の問題がスポーツ選手の結果に影響し、歯のケアを怠ることは成績に繋がるということがわかりました。
この報告はスポーツ選手だけではなく、私たちの日常にも関係することです
歯並びは重心のバランスと関係している
あるデータによると、小中学生の運動能力テストの結果を良いグループと悪いグループに分け、さらに口腔環境の結果も交えて比較したところ、成績の悪いグループのほうに、虫歯を処置していない子供が多いということが判明しました。
その原因は何なのでしょうか。
太郎
虫歯がなくても歯並びが悪いだけで体のバランスが傾くんだ。
例えば、野球でイメージしてみると、体のバランスが傾いた状態でバットを振るのと、正しい姿勢でバットを振るのだと、正しい姿勢のほうがボールに当たる率も高く、思い通りに球を飛ばすことができるよね。
例えば、野球でイメージしてみると、体のバランスが傾いた状態でバットを振るのと、正しい姿勢でバットを振るのだと、正しい姿勢のほうがボールに当たる率も高く、思い通りに球を飛ばすことができるよね。
花子
歯が痛むと、痛まないほうの歯で咀嚼しようとして、左右のバランスが崩れますね。
口の中のバランスは体の他の部分にも影響するのでしょうか。
口の中のバランスは体の他の部分にも影響するのでしょうか。
太郎
そうだね。
口のどこかに過度な負担がかかっていると、そのバランスを別の箇所で補おうするから、頭を支える首や背中など体全体に影響する可能性があるんだ。
口のどこかに過度な負担がかかっていると、そのバランスを別の箇所で補おうするから、頭を支える首や背中など体全体に影響する可能性があるんだ。
歯の痛みで集中力を欠いてしまう
スポーツ選手は結果を出すために、一瞬で最大の力を発揮することが求められます。
試合中に歯が痛み出したらどうでしょうか。
おそらく痛みに気が散って結果に影響してしまいますよね。
花子
私たちの日常では学生なら勉強、社会人なら仕事をしていますが、歯が痛いと何事にもやる気がなくなってしまいますよね。
太郎
そうだね。
特にここぞという勝負どころでは歯痛が致命傷になることもあるかもしれないね。
パソコンやスマホを使っている人の中には、口を閉じていても日常的に食いしばっている人も多いんだ。
そのせいで歯がすり減る、歯茎に負担がかかるといった問題を潜在的に抱えやすくなっているんだよ。
左右どちらかの歯がすり減ると口の中のバランスも乱れてしまうからね。
特にここぞという勝負どころでは歯痛が致命傷になることもあるかもしれないね。
パソコンやスマホを使っている人の中には、口を閉じていても日常的に食いしばっている人も多いんだ。
そのせいで歯がすり減る、歯茎に負担がかかるといった問題を潜在的に抱えやすくなっているんだよ。
左右どちらかの歯がすり減ると口の中のバランスも乱れてしまうからね。
花子
無意識にバランスが崩れてしまうのは怖いですね。
太郎
痛みを放置しないことはもちろんのこと、かみ合わせを歯医者さんで診てもらうことも、さまざまなパフォーマンスを発揮するために大切なことなんだ。
5.スポーツと歯の関係〜虫歯が多いと成績が悪い!のまとめ
いかがでしたか。
虫歯は口の中の問題だけでなく、あらゆる面においてマイナスが大きいと言えるでしょう。
スポーツで良い成績を残したいと思う人は、歯をチェックしてみることをおすすめします。
歯並びが気になる人は、歯医者さんで矯正することも可能です。
虫歯を予防して思い通りの結果をつかんでみて下さいね。