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2019/09/30
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歯を失ってしまった場合の治療方法

こんにちは。

今回は、なんらかの理由で歯を失ってしまった場合の治療方法をお伝えしたいと思います!

 

『歯が抜けたままでも支障ないし、良いんちゃう?」って思う方もいらっしゃると思います。

でも、それは間違いなんです。


歯が抜けた場合、抜けた歯の歯ぐきが歯が抜けた直後から痩せていきます。

周りの歯は見た目には何も変化がないように見えますが、長い間歯が抜けたままでいると、隣の歯が空いたスペースに倒れこんできたり、かみ合っていた反対側の歯が伸びてきたりします。

その結果、歯並びが変化し、歯と歯の間にできた隙間等に汚れが溜まりやすくなり、周りの歯が虫歯になったり、歯周病を悪化させてしまうことになります。

 

さらに、1本でも歯を失うと、同じ食事をしても他の歯にかかる負担は大きくなり、次の歯を失ってしまうことに繋がりかねません。

また、噛みやすい位置を探そうとして、それまでの顎の動きとは違う動き方になってしまうこともあります。

その状態は、顎の負担が大きくなり、顎関節症と呼ばれる顎の病気にもつながる可能性もあります。


以上のような理由から,何らかの理由で歯を失ってしまった場合にはそのまま放置しないで,人工物(補綴装置)で修復することをおすすめします。

では、どのような治療方法があるかというと『ブリッジ』や、『入れ歯』といった方法があります。



まず『ブリッジ』とは・・・


失った歯の前と後ろに歯が有ることが条件です。

失った歯の両隣の歯を一周は削らないといけないですが、自分の歯と同じようにしっかりと噛むことができます。

ただ健康な歯を削らなくてはならないので、神経がある歯なら痛みがでて神経をとらなくてはいけなくなったり、被せることでむし歯(カリエス)になりやすくなってしまいます

 


『入れ歯』とは・・・


ブリッジの治療方法が選択できない方向け・歯を削りたくない方向けの治療方法です。

部分入れ歯の場合、歯に針金をかけて入れ歯を支えるといったかたちになります。

ブリッジのように歯に被せるわけではないので、歯はあまり削らずに出来ますが、ご自分の歯に比べて噛む力が弱くなるのと、取り外して入れ歯をお掃除しないといけないこと、そして針金がかかる歯の負担がどうしても大きくなり歯の寿命を短くしてしまいます。


以上が保険でできる治療法になります。

保険外となると最近よく聞くのが『インプラント』ですよね。


インプラントのメリットは、『ブリッジ』や『入れ歯』のデメリットが全てクリアなことです!

『ブリッジ』のように、健康な歯を削る必要はありません。

『部分入れ歯』のように、付け外しの必要はありません。針金をかけたりしないので、他の歯への負担もありません。

インプラントは何歳でも出来ます。しっかりと噛むことが出来ます。

ただ、インプラントには骨の量が必要になります。骨が有る無いで治療期間が変わります。

インプラントをしたいって方は、まずCTを撮ってみることが必要となります。

骨がない場合は骨を作ることから始めます。

本当に自分の歯のように使えますが、保険外の治療なので少し費用が高いです。



このように色々な方法があるので、自分に合った治療方法が必ず見つかります。

どんな治療方法が自分には良いのかを見つけるためにまずはご相談して頂けたらと思います。

どの治療方法でも定期検診は大切です。

「しばらく歯科には行っていないな」って方はこの機会にどうですか?

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