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先日、定期検診に来院された患者様の歯ぐきのチェックをしていた時に、「そもそも、プラークって何?どうしてプラークが歯についていたらダメなの?」という旨の質問を受けました。
「プラークは簡単にいうと“細菌の塊”なんですよ」と、お話したところ
「えー!ただ食べカスが歯についているだけと思っていた」と言って、大変驚いておられました。
意外にプラークが何なのか、ご存知ない方もいらっしゃるのでは?と思ったので、今回はプラークについてのお話をしたいと思います。
プラークは、食べ物や飲み物が、唾液と合わさって作られていきます。
個人差はありますが、だいたい食後3時間後くらいからプラークが形成され始めるとされています。
✅お口の中をチェックしてみて下さい
歯の表面や、歯ぐきのきわの部分に、白っぽい“垢(あか)”のようなものがついたり、舌で歯を触ってみるとザラザラしていたり…していませんか?
食事をして歯磨きをしていないと、口の中がベタベタしたりする、これら全てはプラークが原因なんです。
このプラーク中には、なんと、1グラムあたり1000億個もの細菌がひしめき合っているとされています!!!
手洗いをしていない手の、手のひらの細菌数が100万個と言われているので…いかにプラーク中に含まれる細菌が多いのか、お分かり頂けるかと思います。
プラークは、歯の表面や、歯と歯の間などにつくと、プラーク中の細菌が作り出す“酸”によって、エナメル質を溶かして‘’虫歯‘’をつくります。
また、歯と歯ぐきの境目や、歯周ポケットの中に入り込んだプラークは、‘’歯周病‘’の原因となり、歯ぐきが腫れたり、歯を支える骨を溶かしたりします。
ですので、虫歯や歯周病にならないためにも、細菌の塊であるプラークを口腔内に残さないことが大切です。
プラークをゼロにするのは容易ではありませんが、日々の歯磨きや、定期的に歯科医院で歯のお掃除をすることで、細菌量を減らすことは出来ます。
プラークを除去して、お口の健康を維持していくことが大事ですね(*^_^*)
堺市南区の歯医者なら川上歯科パンジョ診療所
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