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2021/03/08
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『噛み締め』していませんか?

患者さまのお口のお掃除をする際に、頬の内側に白い筋のような線が入っている方がおられます。

実はこの白い筋のような線、歯を食いしばる“噛み締め”が原因ということをご存知ですか?



【噛み締めとは?】

日常生活において、無意識に上下の歯が接触して、歯に対して強い力が加わっている状態のことを指します。

また就寝時、自分が気が付かず、上下の歯をこすり合わせてしまうことを、歯ぎしりといいます。



【噛み締めが起こる原因】

精神的なストレスや、肉体的な疲労が主な原因で引き起こされるといわれています。



【噛み締めがよくない理由】

上下の歯同士が接触するので、歯の摩耗や歯が欠けたり、歯ぐきの中にある歯の根にひびが入ったり折れてしまったり、治療したところの詰め物や被せ物の脱落・破損が起こることがあります。

また、歯と歯ぐきの境い目付近のエナメル質の破壊を引き起こし、歯がしみてしまう知覚過敏の原因のひとつともされています。



【噛み締め、歯ぎしりから歯を守るには?】


☆噛み締めしない、と言い聞かせる☆

「え?そんなこと?」と思われるかもしれませんが、まず無意識にしてしまっている噛み締めに気付きましょう。

「あ、噛み締めてる!」と気付いた時には、頬や顎の筋肉を緩めてあげましょう。



☆舌を正しい位置につける☆

お口の中での、“正しい舌の位置”を皆さん知っていますか?

噛み締めてる痕が、頬についている患者さんにお聞きすると、「下の歯の裏側」や、「意識してないからどこに置いてるか分からない」と答えられる方が多いです。

正しくは上顎に、舌がぴったりと沿うようにつけておくのが正しい舌の位置とされています。

これを“舌スポット”といいます。

舌を正しいスポットに置くと、歯と歯の間に隙間ができて、歯同士がくっつくことが少なくなります。

また、口の周りの筋肉も緩み、口も閉じるので、自然に鼻呼吸になります。



☆マウスピースをつける☆

就寝時の噛み締めや歯ぎしりには、マウスピースが有効です。

寝ている間は、意識して噛み締めや歯ぎしりを防ぐことが出来ないので、大切な歯を守ってあげるためにも、マウスピースを装着しましょう!

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