歯がなくなればブラッシングは必要ない？｜堺市南区の歯医者なら川上歯科パンジョ診療所

2021/05/03

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歯がなくなればブラッシングは必要ない？

突然ですが質問です。

もしも歯が1本もなくなってしまったら、お口の中のブラッシングは必要ないと思いますか？

答えは『いいえ』です。

口腔ケアは歯と歯ぐきの境目のブラッシングだけではありません。

お口の中全体をみたとき、歯の面積は全体の25％ほどです。

残りの75％にあたる部分の舌の上や頬の内側にも細菌は存在します。

お口の中の細菌には虫歯や歯周病の原因菌だけではなく、全身疾患の原因菌も含まれています。

お口の中が汚れていると細菌が増えます。

細菌が増えると口臭や誤嚥性肺炎の原因にもなり、口内炎もできやすく、病気を引き起こすこともあります。

いろいろな病気のリスクを減らすためにも、歯のない状態であってもお口の中の細菌を増やさないよう口腔ケアは必要です。

柔らかい歯ブラシなどで歯ぐきや舌、上顎を磨くと汚れがとれます。

口を閉じて頬をふくらませてするブクブクうがいや、殺菌作用のある洗口剤を口腔内全体に行きわたるよう、うがいするのもいいでしょう。

ご不明なことがあればお気軽にご相談ください。

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