患者さまとお話しているとどんな歯間ブラシを使ったらいいかわからない。

薬局に買いに行ってもズラーっと陳列されている歯間ブラシを見るとどれも同じでどれを買ったらいいかわからない。

適当に買って使っていると言う方もいらっしゃいます。

そこで歯科衛生士が思う、歯間ブラシを選ぶときのポイントを紹介したいとおもいます。

【種類】

Ｉ字タイプ　→　前歯用に

Ｌ字タイプ　→　奥歯用に

☆ 慣れればどちらを使っても構いません。

ワイヤータイプ　→　使い慣れた方向けです。効率よく汚れ(プラーク)を取りたい方におすすめ。

ゴムタイプ　→　初心者向けです。歯と歯の間にいれやすいので初心者でも使いやすい。

　　　　　　　　慣れなくても、下手でも歯や歯茎を傷つけず、痛みが少ない。

　　　　　　　　慣れたらワイヤータイプに変更することをおすすめします。

歯間ブラシはサイズ(太さ)がたくさんあります。（4S～LL）

同じサイズでもメーカーによって若干サイズが違います。

自分に合ったサイズを選ぶのが大事なポイントです。

無理やり通すと歯茎を傷つけてしまうので、サイズが合わないものを使うと逆効果になります。 

もし、使ってみたいけど、やっぱり選ぶのが難しいという方はお気軽にご相談ください。 

～使い方も一緒に載せておきます～

☆ 鉛筆を持つように持ちましょう。

☆ 鏡を見ながら、歯茎を傷つかないようにゆっくり差し込みます。

　 この時軽く歯肉に沿わせるイメージでいれると入りやすいと思います！！

☆ 歯間ブラシを水平に歯の面に沿わせて3～5回動かしましょう。

　 奥歯は歯の外側とできるのであれば内側の両方をするとより効果的です。

☆ 歯間ブラシした後は軽くうがいしてくださいね。

☆ 歯間ブラシは水ですすぎ洗いし、乾燥しやすい場所で保管してくだい。

☆ 毛先が乱れたり潰れて来たら新しいものと交換してください。一週間ぐらいが目安です。

★注意★

誤った使用で歯間乳頭が喪失したり、歯根部分が削れたりすることがあります。

不安な方は使用する前にかかりつけ歯科にご相談くださいますようにお願いします。