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2022/08/16
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だ液について

みなさんは、だ液にどんな作用があるかご存知ですか?


普段、何気なく分泌されているだ液ですが、なんと1日に1リットル以上も分泌されていて、様々な役割を担っています。


 

〈消化作用〉

だ液中に含まれている ”消化酵素アミラーゼ” は、デンプンと反応して分解されて麦芽糖に変化します。

よく噛むことによって食べ物と混ざり、消化を助ける働きをします。

 

〈自浄作用〉

食事中、よく噛むことによって、口腔内の細菌や食べかすを洗い流す役割を活発に行ってくれます。

 

〈再石灰化作用〉

再石灰化を促すカルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンを含んでいるだ液は、食事によって一時的な脱灰状態になっている、エナメル質の再石灰化を助ける働きをします。

再石灰化が起こることによって、歯の脱灰を防いでくれます。

 

〈殺菌作用〉

だ液中には、たくさんの抗菌成分が含まれていて、体内に細菌なとが侵入するのを防ぎます

 

〈緩衝作用〉

元々、中性に近い口腔内のpHは、食事をするたびに、酸性に傾きます。

だ液は酸性に傾いたお口の中を中性にもどす作用があります。

口の中が酸性の状態が続くと脱灰が進んて、むし歯が起こりやすい口腔環境になります。


 

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コロナ禍でマスクをする生活が長くなり、息苦しさから口呼吸になって口腔内が乾燥してしまい、だ液量が減少している人が増えていますが

 

・こまめに水分補給する

・よく噛んで食べる

・ガムを噛む

 

など、日常で何気なく行ってることでも、簡単にだ液量を増やすことが出来ますよ(*^_^*)



お口のにおいが気になった方はこちらもどうぞ・・・https://kawakamishika-panjo.com/kosyu

 

 

 

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